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AutomatonTools(オートマトンツールズ)はLightWave上で人間型Rig作成からモーション付けまでの作業を効率化するツール群です。
AutomatonToolsは
・複数キャラクタに対応した人間型Rigを自動的に作成する「Automaton」
・Flipが発生しにくいAutomatonRig(下図参照)
・IK<->FK相互変換を行なう「ATIKtoFK、ATFKtoIK」
・ポーズの保存、コピー、カット、ペーストが行なえる「ATPoseSave、ATLoadPose、ATPoseCopy、ATPoseCut、ATPosePaste、ATPosePaste、ATSymmetryPastePose、ATPastePoseAdv.ls」
・ローカルローテーションの保存、読み込みを行なう「LoadLocalRot、SaveLocalRot」
・Localの使いやすさとWorldの接地感を共存させる為のツール「ATMultiConst」
・ItemのPick、LockItemの追加などAutomatonで必要なコントロールを行なえる「ATItemPicker」
・4足Rigのサポート。
から構成されています。これらのツール群を組み合わせることでキャラクタのセットアップからモーション作成までの作業フローを大幅に簡略化することが出来ます。
こちらのページからダウンロードしてください。 (2008/--/--)
日記の方にもいろいろなTipが書いてあります。参考にしてください。
このツール(AutomatonTools ver2.6)はフリーです。 このツールと同梱されているキャラクタデータやモーションデータはすべてフリーデータです。ご自由にお使いください。
注意1)AutomatonTools ver2.2を使用する場合/temp/localrotの全てのファイルを削除してから使用してください(ATClaerPoseで前記のファイルを削除できます)。
注意2)データをLightWave7.5dで使用する場合、Morphを削除してから使用してください。(7.5cでは問題ありません)
ツールのLScripやC++ソースは自由に変更可能です。変更したソースを別途公開してもかまいません。一応、変更を公開する場合はこちらまで一報して下さい。
e-mail : noboyama@yk.rim.or.jp
2008/01/20 LW921動作確認。ATItemPicker廃止、ATItemPickerPro完全Free化、ATMusleScaleXZ対応、LW931LoadFromScene対応
2007/06/10 LW92動作確認。
2006/09/10 AutoBaker正式サポート、インストーラーAutomatonInst.exe追加2006/08/02 Sampleモデル不具合修正、マニュアル修正
2006/06/07 ATItemPickerProメールウェア化
2005/12/24 ParentInPlace問題を解決。PowerlessUserさん情報感謝。
2005/10/28 8.5対応 GoToFrameでクラッシュする問題を一時的に回避
2005/08/09 AutomatonQuadType2でHip_aの親子関係が間違っている問題に対処しました。
2005/08/03 下記の問題が直っていなかったので再修正。
2005/07/31 Hip_aが初期化されない問題に対処。
2005/07/16 AutomatonQuadType2 horse前足回転制限を多少を修正
ATClearCopyの追加
AutomatonQuadType2の追加。 Quadモデル追加
Type21モデルの追加とその変更 Type21用 map_motion2データの修正
2005/06/06 MapMotion2ファイル修正
ATMultiConstでパネルの長さが無駄に長い問題に対処。
2005/05/19 Adamのバージョンが間違っていたので修正。Automaton_sample21.zip
2005/04/25 04/18版にATItemPickerの開発中のバーションをアップしてしまった問題に対処。
2005/04/18 ATSaveHmotのバージョンがデグレードしていたので修正。
2005/04/15 過去のツールをLScriptのサンプルとして追加
2005/04/11 2.1 AutomatonTools2.1公開
2004/10/19 2.01 Automaton.lsc、ATItemPicker.lsc、ATFingerPicker.lsc、がLW8でコンパイルされているバグ修正
2004/10/17 2.0 公開
2004/10/03 2.0 2.0β公開
2004/09/17 2.0 2.0α公開
1)AutomatonQuadType2の追加。 Quadモデル追加
2)Type21モデルの追加とその変更 Type21用 map_motion2データの修正 。
3)ATItemPickerの修正。
4) ATClearCopyの追加
1)ATItemPicker2,1追加
2)廃止/統合プラグイン一覧
AutomatonEtc/Sel_*.ls | ATItemPickerに統合 |
LW8.Xパッチプラグイン | ATItemPickerに統合 |
LockItem/ATAddLockItem.lsc | ATItemPickerに統合 |
ATItemPicker*** | ATItemPickerに統合 |
Automaton.lsc | Tyep2に移行 廃止(予定) |
AutomatonEx.lsc | Tyep2に移行 廃止 |
ATAddLockItemGenerate.ls | 廃止 |
ATAddFingerCtrl.lsc | 廃止 |
3)バグ修正/UI修正 ATMultiConst/ATTarget
4)Sample修正
1)Acs3bのサポートを廃止。
2)AutomatonRigの足でFlipを起こさないように骨を修正 (NonFlipを完全NonFlipに変更)
3)Macサポートの廃止(LScript以外のPluginが増えた為)
4)SampleからMotionMixerに関連するサンプルを削除(サンプルのサイズ容量によるもの)
5)ATMuiltConst/ATAddLockItemを追加。Local使いやすさとWorldの接地感を共存させる為のツール群を追加。
6)AddSlider、AddShoulderAndHip、AddFingerCtrlにATを付け名前を統一。
7)表示など要望のあった点に対する修正。
8)サンプルシーンの見直し。
9)ATTarget/ATConsDir/ATBakeIKtoFKの追加。
1)FootRigに新しく足回転用Nullを追加。
2)二重関節モデル用のAutomatonType2.lscの追加。
3)二重関節モデル用にPase関係のツールの修正。
4)ATItemPickerからFootRigを追加可能に修正
5)ATFingerPickerの追加。このツールはcattさんからご提供して戴いたツールです。
6) ATItemPickerLW8.lsc/ATFingerPickerLW8.lscの追加。
1)eve_HarfWeight_type2.lwo留め骨調整モデル追加 このモデルは高橋さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
2)AutomatonEx.lscを削除 必要な方は直接メールしてください。
インストールは以下の手順に従って行なってください。
1)圧縮ファイルを解答し、全てのファイルを適当な階層にコピーする。
2)Layout上で「ユーティリティ」-「プラグイン編集」から上記階層に「スキャンディレクトリ」を実行する。
3)「メニュー編集」-「開く」でAutomatonMenu90.cfgを指定する。(LW9以上)
Generate | ||
AutomatonType2 | 人間型Rig生成 | |
AutomatonQuadType2 | 動物型Rig生成 | |
AutomatonMB | MotionBuilder互換名前規約に沿ったRig作成 | |
Tools | ||
ATItemPickerGenerate | ItemPicker起動 | |
ATBakeIKtoFK | IKのベイクを行なう。 | |
IKBlendAutoBaker | AutoBakerのON/OFF(7.5の場合起動しません) | |
RemoveAutomaton |
AutomatonRigの削除 |
|
Load/Save | ||
LoadLocalRot |
LocalRotのロード |
|
SaveLocalRot |
LocalRotのセーブ |
|
Pose | ||
ATCopyPose | ポーズのコピー | |
ATCutPose | ポーズのカット | |
ATPastePose | ポーズのペースト | |
ATSymmetryPastePose | ポーズの対称ペースト | |
ATPastePoseAdv | ポーズの繰り返しペースト | |
ATClearCopy | ポーズテンポラリディレクトリのクリア | |
Pose Load/Save | ||
ATSavePose | ポーズのロード | |
ATLoadPose | ポーズのセーブ | |
ATSaveHmot | HMot形式でセーブする。 |
●Automaton.cfgをブランチ読み込みすることでメニューを追加することも可能です。
●インストール方法です。
1)圧縮ファイルを解凍し、LScriptとプラグインを適当な階層にコピーする。LightWave\Programs\LScripts\ATTools当たりが適当でしょう。
2)LScriptとプラグインを「レイアウト」-「プラグイン」-「プラグインの追加」を使って登録する。「IKBlenderAMEx.p/vecmath.p/IKtoRotClient.ls」がインストールされていないと正常に動作しません。また、プラグインはWindow専用ですのでMacユーザの方はご使用になれません。この件については下記のQ&Aも参考にしてください。
3)ATClearCopyを実行します。初期起動の場合、ContentDirectory以下に/temp/localrotディレクトリを作成します。
このコマンドを使用しない場合、直接ContentDirectory以下に/temp/localrotディレクトリを作ってください。ATPose関係のツールはこのディレクトリをテンポラリ領域として使用します。
4)ContentDirectory階層以下にIKSlidHolder.lwoをコピーします。Automaton実行時にこのファイルは指定可能ですが、デフォルトはContentDirectory直下と仮定されて います。
プラグインの一覧を以下に示します。取り消し線の付いているプラグインはATItemPicker.pから実行されるものです。
プラグイン名 | 機能 | 種別 | メニュー設定分類 |
AutomatonType2.lsc | AutomatonType2Rig生成 ツール | LScript2.5 Layout generic コンパイル済み | Plug-ins |
AutomatonQuadType2.lsc | 4足用AutomatonType2Rig生成 ツール | LScript2.5 Layout generic コンパイル済み | Plug-ins |
IK->FK変換 | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins | |
FK->IK変換 | Lightwave7.5以上 Layout プラグイン | Plug-ins | |
IKコントローラー | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins | |
ATSavePose.ls | ポーズのセーブ | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATLoadPose.ls | ポーズのロード | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATCutPose.ls | ポーズのカット | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATCopyPose.ls | ポーズのコピー | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATPastePose.ls | ポーズのペースト | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATSymmtryPasetPose.ls | ポーズの左右反転ペースト | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATPastePoseAdv.ls | ポーズを周期的にペーストする | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
肩、腰のねじれによる変形緩和 | LScript2.5 Layout generic コンパイル済み | Plug-ins | |
IK/FKBlend用スライダの追加 | LScript2.5 Layout generic コンパイル済み | Plug-ins | |
ATSaveHmot | AutomatonRigのモーション(hmotフォーマット)出力 | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATItemPickerGenerate.ls | ATItemPickerを起動する為のプラグイン | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATItemPicker.p |
AutomatonRigのItemを選択するプラグイン |
Lightwave7.5以上 Layout Masterプラグイン | Master |
ATBakeIKtoFK.ls |
IK->FK変換を連続的に行なう |
LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
ATClearPose.p |
ContentDirectory/temp/localrotないのファイルを削除する。 |
Lightwave7.5以上 Layout Masterプラグイン | Master |
IKBlendAutoBaker,ls |
AutoBake機能をOn/Offするためのスクリプト |
LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
AutomatonMB | MotionBuilder互換名前規約に沿ったRig作成 | LScript2.5 Layout generic コンパイル済み | Plug-ins |
Constのプラグインです。
ATMultiConst.p |
複数Item指定可能なコンストレイン |
Lightwave7.5以上 Layout プラグイン | Motion |
ATTarget.p |
ターゲットプラグイン |
Lightwave7.5以上 Layout プラグイン | Motion |
ATConsDir.p |
回転コンストレイン |
Lightwave7.5以上 Layout プラグイン | Motion |
AutomatonEtcのプラグインです。
RemoveAutomaton | AutomatonRigを削除します。 | LScript2.5 Layout generic | Plug-ins |
これ以降は内部で使用されているプラグインです。直接扱うことは出来ません。
プラグイン名 | 機能 | 種別 | メニュー設定分類 |
vecmath.p | マトリクスライブラリ | Lightwave7.5 Layout プラグイン | なし |
IKBlenderAMEx.p | IK/FKブレンド | Lightwave7.5 Layout Motionプラグイン | Motion |
IKtoRotClient.ls | LocalRotation収集プラグイン | LScript2.5 Layout Motion | Motion |
「ユーティリティ」-「プラグイン編集」を実行し下記のプラグインを削除してください。
プラグインの一覧を以下に示します。
プラグイン名 | タイプ | ファイル |
AutomatonType2 | レイアウトコマンド | AutomatonType2.lsc |
AutomatonMB | レイアウトコマンド | AutomatonMB.lsc |
AutomatonQuad | AutomatonQuadType2.lsc | |
ATIKtoFK | レイアウトコマンド | ATIKtoFK.ls |
ATFKtoIK | レイアウトコマンド | ATFKtoIK.p |
ATIKCtrl | レイアウトコマンド | ATIKCtrl.ls |
ATSavePose | レイアウトコマンド | ATSavePose.ls |
ATLoadPose | レイアウトコマンド | ATLoadPose.ls |
ATCutPose | レイアウトコマンド | ATCutPose.ls |
ATCopyPose | レイアウトコマンド | ATCopyPose.ls |
ATPastePose | レイアウトコマンド | ATPastePose.ls |
ATSymmtryPasetPose | レイアウトコマンド | ATSymmtryPasetPose.ls |
ATPastePoseAdv | レイアウトコマンド | ATPastePoseAdv.ls |
ATAddShoulderAndHip | レイアウトコマンド | ATAddShoulderAndHip.ls |
ATAddSlider | レイアウトコマンド | ATAddSlider.ls |
ATSaveHmot | レイアウトコマンド | ATSaveHmot.ls |
ATItemPickerGenerate | レイアウトコマンド | ATItemPickerGenerate.ls |
ATItemPicker | シーンマスター | ATItemPicker.p |
ATBakeIKtoFK | レイアウトコマンド | ATBakeIKtoFK.ls |
ATClearPose | レイアウトコマンド | ATClearPose.p |
Const
ATMultiConst |
モーション |
ATMultiConst.p |
ATTarget |
モーション |
ATTarget.p |
ATConsDir |
モーション |
ATConsDir.p |
AutomatonEtc
RemoveAutomaton | レイアウトコマンド | RemoveAutomaton,ls |
内部プラグイン
vecmath | グローバル | vecmath.p |
IKBlenderAMEx | モーション | IKBlenderAMEx.p |
IKtoRotClient | モーション | IKtoRotClient.ls |
No | カテゴリ | リンク |
1) | Rig作成ツール | |
Rig | 「AutomatonRig」 骨の動かし方です。 | |
2) | IK/FK変換ツール |
IK/FK変換ツール「ATIKtoFK、ATFKtoIK」 |
3) | Poseツール |
「ATPoseSave、ATPoseCopy、ATPoseCut、ATPosePaste、ATSymmtryPasetPose」 |
LocalRotツール | 「LoadLocalRot、SaveLocalRot」 | |
4) | Rigアドオン | 肩、腰のねじれによるモデルの変形を緩和するツール「AddShoulderAndHip」 メンテ不足 |
IK/FKBlend用スライダの追加ツール「ATAddSlider」 メンテ不足 | ||
5) | モーション出力ツール | 「ATSaveHmot」 |
6) | ItemPicker/LockItem | |
Const | 「ATMultiConst」 | |
「ATTarget、ATConsDir」 | ||
7) |
その他 | AutomatonRigを作成する時Modeler作業上の注意点 |
「RemoveAutomaton」 | ||
IK/FK Blendの活用する | ||
MotionBuilder5.1とAutomatonRigを連動させる | ||
ATPastePoseAdvを使って歩行サイクルを作成する。 | ||
LockItemを利用し歩行モーションを作成する | ||
AutoBake機能 |
AutomatonToolsのワークフローは以下の様になります。
Modelerでキャラクタを作成します。キャラクタは人間型のものに限ります。
Automatonでは骨変換にSkelgonsToBonesを用いています。この為。独自の骨を追加することが可能です。
コントローラNullは基準となるSkelegonsから自動的に生成される為、余分なSkelegonsは必要ありません。AutomatonRigはWeightMapが必要です。WeightMapはサンプルシーンを参考に作成してください。
骨の調整やModeler上での作業の注意(AutomatonRigを作成する時Modeler作業上の注意点)はこちらを参考にしてください。
キャラクタが完成してからがAutomatonToolsの出番です。まずはRig作成ツール「Automaton」でRigを作成します。このとき、使用方法や負荷などに合わせて、FK、IK、FK/IKモデルの3つのタイプから生成モデルを選択できます。沢山のキャラクタを読み込んだり、MotionMixerとの組み合わせを行なわない場合は高機能なIK/FKブレンドモデルがお勧めです。
「Automaton」で作成されたRigには
・手足のFlip抑える機能
・IK/FKブレンド機能
・手コントローラの角度に手首を追随させる機能
・地面にめり込まない足のコントローラ
・足先による足首のコントロール
・つま先を曲げる機能
・首のIKによるコントロール
などの機能があります。必要かつ最小限の構成になるように機能を厳選しました。
ポージングの際に、「ちょっと腰を下げたい」、「もうちょっと胸をひねりたい」、「体全体の角度を変えたい」といった微調整をしたいことが多々有ります。しかし、単純なIKモデルではこの要求にはこたえられません。これを実現するのがAutomatonToolsの「ATIKtoFK、ATFKtoIK」と「ATIKCtrl」です。ではその流れを見てみましょう。
下半身IKモードで高さと腰をねじれを調整する様子
まず、IKのポーズをFKに焼きこみます。これは「ATIKtoFK」を実行するだけです。
次にIK制御からFK制御にします。「ATIKCtrl」には「全身」、「上半身」、「下半身」のボタンがあるので修正する箇所にあわせた制御が簡単に選べます。
基準となる部分の修正を行います。下半身IKモードで腰をひねれば力を貯めるポーズが一瞬で完成します。
ポーズが決まったら「ATFKtoIK」を実行します。これでコントローラが手首、足首の位置に粘着します。オプションで回転を合わせることも出来ます。
最後に「ATIKCtrl」の「delete」コマンドでIK/FKブレンド上にある余分なキーを削除しましょう。これで微調整が完成です。
ポーズの際のねじれに対する微調整は今まで軽視されてきたのではないでしょうか?しかし、ねじれなくしては躍動的にモーションは作れません。このツールはそんなねじれを最大限に実現するために用意されています。
ポーズ付けが終わってモーションが完成するわけではありません。今度は時間軸上でタイミングの調整が必要になります。
ここで力を発揮するのが「ATPoseSave、ATPoseCopy、ATPoseCut、ATPosePaste」と「LoadLocalRot、SaveLocalRot」です。ATPoseは全体を、LocalRotは部分的なモーションを扱うのが得意です。
ではまず手のポーズを「LoadLocalRot」で読み込みましょう。
AutomatonRigには手のコントロールシステムは入っていません。これは「手のコントロールは骨システムを複雑化させるもっとも大きな要因である」為です。Automatonでは手のシステムを冗長であると判断しました。その代わりに手のLocalRotationデータをライブラリ化をすることで対応します。
開閉するような決められたポーズはLocalRotationデータとして保存し、複雑なモーションは個別に作成すると言うスタンスになります。
また、ライブラリ化をサポートするために「LoadLocalRot」はいくつかの機能を持っています。そのひとつが「階層の検索」と「名前が一致したものにのみキーを打つ」機能です。たとえば手のライブラリ化の場合、両手のみのlrtファイルを作成します(両手首を複数選択状態にしてセーブすればOKです)。この手のポーズ(lrtファイル)をRootからLoadLocalRotを使えば両手に適応できます。左手のみの場合はL_Hand上から実行すれば良いことになります。また、LoadLocalRotも複数選択に対応しているので、中指と人差し指のみポーズを与えるといったことも出来ます。
LoadLocalRotには「Symmetry」機能もあるので右手の形を左手にコピーしてライブラリ化と言った作業が簡単に行なえます。
ATPoseはモーションのタイミング調整をするのに便利です。LightWaveのシフトではキャラクタ単体のタイミング調整に向きません。そんな場合はATPoseCutとATPosePasetを使って時間の調整を行いましょう。また反復するモーションはATPoseSaveとLoadLocalRotの「Symmetry」機能を使えば半分のポージングで反復するモーションが作成出来ます。
「Symmetry」読み込みを行なった様子
AutomatonToolsは、LightWaveでの共通的なモーションフォーマットhmotへのセーブをサポートしています。モーション付けが終わったらATSaveHmotを使ってhmotファイルを出力して置きましょう。hmotファイルでモーションをライブラリにするとさらに便利です。
hmotファイルはDStorm製プラグインMapMotion2でRigにモーションを読み込むことが出来ます。
LoadLocalRotは指定された階層以下を検索します。キャラクタに同じ動作をさせたい時は、キャラクタの上位に親を作れば子供のキャラクタをすべて同じポーズにすることが出来ます。ただし、現在ATPose関係は最上位までさかのぼる検索をしているのでうまく動作しません。ATPoseを使う場合は親子関係を切り離してください。
AutomatonRigのIK/FKBlendを利用するとジャンプなどのモーションの接地感を向上させることが出来ます。
詳細はこのページを参照してください。(サンプルシーンあり)
AutomatonRigをMotionBuilder5.1と連動させる出来ます。
詳細はこのページを参照してください。(FBX用モデルあり)
ATCopyPoseとATPastePoseAdvを使えば簡単に歩行サイクルを生成出来ます。また修正の反映も楽々行なうことが出来るようになります。
詳細はこのページを参照してください。
新機能のLockItemを使えばLocalのモーションをWorldにLockすることが出来ます。上記方法で歩行サイクルを生成し、足跡を置いていくだけで複雑な軌跡を持った歩行が作れるようになります。
詳細はこのページを参照してください。
AutomatonRigには基本的な機能しかありません。Rigの多機能化は便利ではあるが、シーンが複雑になりレスポンスが悪化してしまいます。また、多機能であってもそれを活用するシーンはほとんどありません。
これらのことからAutomatonRigではアドオンという概念を導入し、必要な人が必要な場合のみ機能を追加出来るようにしました。
●肩、腰のねじれによるモデルの変形を緩和するツール「ATAddShoulderAndHip」
肩、腰のねじれを緩和する骨を追加し、バンク回転を分散するExpressionを設定します。
●FK/IKBlend用スライダ追加ツール「AddSlider」
FK/IKBlend用スライダ追加を追加するツールです。現在単体キャラクタのみ対応しています。
●Automaton/sample/lwo/adam_HarfWeight_type21.lwo
男性成人モデル ポリゴン数2228 テクスチャなし AutomatonBone入り ウェイト設定終了 Shape1
このサンプルは止めボーンとウェイトマップを併用したモデルのサンプルです。名前規約により使用していない骨は無効&非表示になります。
このモデルはAutotonType2、WeightMapオプションを「Skelegon」指定で変換してください。
●Automaton/sample/lwo/eve_HarfWeight_type21.lwo
女性成人モデル ポリゴン数2354 テクスチャなし AutomatonBone入り 止めボーン&止めWeightマップ
このサンプルは止めボーンとウェイトマップを併用したモデルのサンプルです。名前規約により使用していない骨は無効&非表示になります。
このモデルはAutotonType2、WeightMapオプションを「Skelegon」指定で変換してください。
葵 翔さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
●Cheetah_type21.lwo
SubdivisionOrderは「モーションの後」変更してください。
このモデルはAutotonQuadType2WeightMapオプションを「 Skelegon」、Dog/Cat Typeで変換してください。
ハイポリ君さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
●Horse_type21.lwo
このモデルはAutotonQuadType2WeightMapオプションを「 Skelegon」、Horse Typeで変換してください。
ハイポリ君さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
Eveデータライブラリ
●moe_HarfWeight_type2.lwo
このモデルはAutotonType2、WeightMapオプションを「 Skelegon」で変換してください。
F911さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
●eve_NoWeight_type21sexy.lwo
このモデルはAutotonType2、WeightMapオプションを「 NotUse」で変換してください。
ハイポリ君さんのご好意によって提供して戴いたモデルです。
●eve_sample_type21.low
このモデルはAutotonType2、WeightMapオプションを「 Skelegon」で変換してください。
AutotonType2 Skelegon Type21の最小構成のBoneです
本ソフトウェアおよび書類を使用したことまたは使用できなかったことから生じる、 直接損害、間接損害 につき一切の責任を負いかねますので 予め了承ください。 要望やバグがある場合は以下のアドレスまでメールしてください。
Copyright
Noboru Fujiyama 2003/05/27
e-mail : noboyama@yk.rim.or.jp
homepage
: http://www.yk.rim.or.jp/~noboyama/
1)Automatonを実行したらモデルが爆発した。
「その場でペアレント」が有効になっているとAutomaton/AutomatonEx/ATAddLockItemといったツールが正常に動きません。
必ずOffにしてから使用してください。
解決しました。(2005/12/24)
2)TPoseCopy、ATPoseCut、ATPosePaste等のツールが動かない。
これらのツールはContentDirectory以下に/temp/localrotディレクトリが必要です。
3)ATPose*で以下のようなエラーが表示される。
「Line166,dimension value 47exceeds dimension size[46]for array ouput textBuf」
バージョン2.0以前のテンポラリーデータは互換性がありません。この為/temp/localrotディレクトリ内のファイルを削除してから実行してください。
4)AutomatonRigは生成出来たが足が曲がらない(腕の動きがおかしくなる)。
Skelegons情報が修正されてしまうと正常に変換できない場合があります。この様な場合はもう一度サンプルシーンからSkelegonsをコピーし直してからRigを作成してください。
5)ATSaveHmotで作成したhmotファイルをMotionMixerで読み込めない。
ActorのItemとhmotが保持するItemが異なるとMotionMixerが正常に動きません。MapでItemの変換は可能ですが非常に手間がかかる為、現実的ではありません。このため、一旦Rigにあわせたhmotを作成してからMotionMixerを使用する様にしてください。
6)Automatonのみコンパイル化されている訳は?
パス依存のある@insertコマンドが正常に動かない為です。
7)Acs3bへのサポートは終了しました。
8)LScript以外のPluginが増えた為、Macへのサポートは無くなりました。
9)Automatonを変換すると足が内側に曲がりった状態になり、コントローラでの操作がうまく出来ません。
「AutomatonRigType2」(二重関節モデル)を「Automaton」でコンバートすると上記の様な状態になります。「AutomatonRigType2」(二重関節モデル)は必ず「AutomatonType2」でコンバートしてください。
10)LightWave7.5d対応について
LightWave7.5dではいくつかの問題が発生しています。以下のファイルはオープン出来ません。
base_lw7.lws | × |
walk_lw7.lws | × |
walk_world_lw7.lws | × |
woman_ik.lws | ○ |
woman_ikfk.lws | ○ |
womanbase_Type2.lws | ○ |
Pluginは自体の動作には問題が有りません。LightWave7.5dスクリプトが2.6になっているので以下のプラグインが動作します。
ATItemPickerLW8Generate.ls
ATFingerPickerLW8.lsc
ATItemPickerLW8.lsc
11)IKがうまく動かない。読み込み時に IKSlidHolder.lwoが表示された。
IKSlidHolder.lwoの読み込みが失敗するとMorphデータがリセットされてしまうことがあるようです。特にLW8のデータをLW7で読み込んだりする場合、パスがあっていてもデータが受け取れないことが有ります。
こんな場合はIKControlのSliderをオープンして初期値を再設定してください。
IKSlidHolder初期値 | |
ActiveIK | 100 |
BothArmsIK | 100 |
BothLegsIK | 100 |
FootWithLegsIK | 100 |
HandsWithArmsIK | 0 |
HeadIK | 100 |
12) サンプルファイルから骨をコピーする場合の注意(2005/05/13)
サンプルから骨をコピーする場合、Skelegonsの連結を変更したり、離れている骨の頂点を結合しないで下さい。Automaton内部で連結されていないSkelegonsに対して親子関係を設定します。この為、上記処理を行なってしまうとうまく変換できなかったり、Boneが離れて変換されてしまいます。
Automatonで親子関係を設定している骨は以下の通りです。
指の付け根の骨全て、R/L_LegDir、R/L_AnkleEff、R/L_ArmDir、R/L_FootDir等です。
13) HorseやCheetahモデルを変換すると首がおかしくなる。(2005/07/16)
SubdivisionOrderをモーションの後に変更してください。
14) AutoBakeはLW7.5Xでは動作しません。
15) LW8.5ではMatchLockItemの機能は使用できません。