Automatonに特化したIK<->FK変換 

 ATIKFKはAutomatonに特化したIK<->FK変換を行なうLightWave7.0 スクリプト/Pluginです。PluginはWindows専用になります。

 ATIKtoFK.ls  Automaton上でIKによってつけられたポーズをFKに適応します。

 ATFKtoIK.p  Automaton上のコントロールポイントL_FtRot/R_FtRot/R_FtCtrl/L_FtCtrlをFK上に移動します。

 ATIKOnOff.ls AutomatonのIK/FKを切り替えます。

履歴

2003/10/30 1.0公開 
2003/10/02 β版登録

使用方法

ATIKtoFK.ls   この機能はATItemPickerに取り込まれました

  1. 実行するキャラクタのNullまたはBoneを選択します。
  2. LScript「ATIKtoFK.ls」を実行します。これで現在のフレームの情報がFK情報として焼きこまれます。

Asc3bFKtoIK.p この機能はATItemPickerに取り込まれました

  1. 実行するキャラクタのNullまたはBoneを選択します。
  2. Plugin「Asc3bFKtoIK.p」を実行します。実行後以下のようなダイアログが表示されます。
  3. OKを押すとL_FtRot/R_FtRot/R_FtCtrl/L_FtCtrlをFK上に移動します。

 

RightHand 「R_FtRot」をFKの位置に移動します。
 UseRHandIK 手首の回転角から「R_FtRot」のRotationを計算します。

LefttHand 「L_FtRot」をFKの位置に移動します。
 UseLHandIK 手首の回転角から「L_FtRot」のRotationを計算します。

RightFoot 「R_FtCtrl」をFKの位置に移動します。
  R Foot Rotation 足首と足先の位置から「R_FtCtrl」のRotationを計算します。 (注意1)

LeftFoot 「L_FtCtrl」をFKの位置に移動します。
  L Foot Rotation 足首と足先の位置から「L_FtCtrl」のRotationを計算します。(注意1)

Offset H Angle R/L_FtCtrlのHeading回転を加算します。(注意2)

 

 

 

 

注意1) 現在、R/L_FtCtrlの再計算が正確に行なえない場合があります。(R/L_FtRotを動かした場合など)

注意2) R/L_FtCtrlの計算は足首と足先の位置から算出しています。初期状態でこの位置関係が水平になっていないと正確な計算が行なえません。この場合はOffset H Angleの値を加算することで対応してください。

以下にFKtoIKの実行例を示します。コントローラの位置確認してください。

 -> 

ATIKCtrl.ls この機能はATItemPickerに取り込まれました

 

  1. body   体全体をIKでコントロールします。
  2. lower  下半身のみをIKでコントロールします。
  3. upper  上半身をIKでコントロールします。
  4. non    体全体をFKでコントロールします。
  5. delete  カレントフレームのキーを削除します。

それそれグラフエディタとMorphMixerを起動します。

  

  「ATIKCtrl.ls」をポーズ付けの際に使用すると大変便利です。通常のポーズ付けではbodyを使用します。上半身のポーズを変更せずに重心を変えたい場合は、IKtoFKを実行した後にlowerに切り替えます。これによって上半身の動きを崩すことなく下半身の設定が可能になります。重心の設定が終わった後に、FKtoIKを実行し手おきましょう。これによって、またIKによる手の微調整が可能になります。

 すべてのポーズが決まったら、deleteを使用してIK/FKのキーフレームを削除することが出来ます。

特記事項

  1.  ATIKtoFK.lsではテンポラリファイルとして「Content」以下の階層にデータディレクトリ/temp/localrot/を使用します。このディレクトリがないと動作しません。
  2.  必ずIKtoRotClient.lsをプラグインとして登録してください。このプラグインはATIKtoFK.ls上で使用します。
  3.  現在、R/L_FtCtrlの再計算が正確に行なえない場合があります。(R/L_FtRotを動かした場合など) 
  4.  R/L_FtCtrlの計算は足首と足先の位置から算出しています。初期状態でこの位置関係が水平になっていないと正確な計算が行なえません。この場合はOffset H Angleの値を加算することで対応してください。

 

免責事項 その他

 本ソフトウェアおよび書類を使用したことまたは使用できなかったことから生じる、 直接損害、間接損害 につき一切の責任を負いかねますので 予め了承ください。 要望やバグがある場合は以下のアドレスまでメールしてください。

  Copyright Noboru Fujiyama 2003/05/27
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