AddFingerCtrlはAutomatonRigに指のコントローラを追加するLScript(lsc)です。
このLScriptを実行すると上図のオレンジ色のNULLが追加されます。このNullは各指の末節と中節に連動し動くようになっています。このコントローラと基本節を動かすことによって自由に手の形を作る事が出来ます。
以下にコントローラとBoneの一覧を以下に示します。
L_ThumbRot_** | L_Thumb2、L_Thumb3 |
L_IndexRot_** | L_Index2、L_Index3 |
L_MiddleRot_** | L_Middle2、L_Middle3 |
L_RingRot_** | L_Ring2、L_Ring3 |
L_PinkyRot_** |
L_Pinky2、L_Pinky3 |
R_ThumbRot_** | R_Thumb2、R_Thumb3 |
R_IndexRot_** | R_Index2、R_Index3 |
R_MiddleRot_** | R_Middle2、R_Middle3 |
R_RingRot_** | R_Ring2、R_Ring3 |
R_PinkyRot_** | R_Pinky2、R_Pinky3 |
2004/05/10 ATAddShoulderAndHip 追加
2003/10/30 1.0公開
2003/10/14 α版登録
1)コントローラを追加するキャラクタのBoneかNULLを選択状態にします。
2)AddFingerCtrl実行します。これでコントローラとExpressionが追加されます。
3)Expressionによってコントロールしていますので「自動キー」を有効にしてください。
・Automatonでは内部的に「*____Base」という名前を使用しています。この為、この名前規約と同一の名前がシーン内にあると誤動作する可能性があります。
・複数キャラクタで使用する場合、すべてのキャラクタのAutomatonRigをセットアップしてからAddFingerCtrlを実行してください。
ATAddShoulderAndHipはねじれによる肩や腰のつぶれを防止する骨とExpression追加するアドオンツールです。
肩や腰の変形は非常に複雑です。ヘッディングとピッチング回転のみならばWeightや止め骨を使用して破綻の起きないモデルを作る事が出来ます。しかし、Weightや止め骨ではBank回転をうまく処理することが出来ず急激につぶれてしまいおかしな変形になります。このアドオンツールを使えば、問題のある骨を分割しバンク回転を分散することで急激につぶれてしまう現象を抑えることが出来るようになります。
下図はねじれが分割された骨に均等に割り振られている様子を表しています。
(実際には矢印は付加されません。)
2004/05/10 1.25公開
AutomatonRig(必ずFK/IKモデルである必要あります)のItemを選択してプラグインを実行すると下記のパネルが表示されます。
ArmDiv 腕(L/R_Arm)の分割数
LegDiv 足(L/R_Thigh)の分割数
L/RArmMap、L/RLegMap 分割した骨に適応するWeightMap名
OKを実行すると、L/R_ArmとL/R_Thighが分割され、滑らかにねじれるExpressionが付加されます。
多重起動は行なわないで下さい。現在、複数キャラには未対応です。
Expressionはグラフ編集に追加されます。
Expressionによってコントロールしていますので「自動キー」を有効にしてください。
ATAddSliderはIK/FKBlendのブレンド率を変更するスライダを追加するツールです。
ツールAddSlider.lscを使うとAutomatonRigににスライダーコントローラーを追加することが可能です。(上図参照)
2004/09/17 2.0公開
キャラクタのItemを選択しATAddSlider.lscを実行するとスライダを追加します。
IK_1は表示状態で、IK_2は折りたたまれた状態で表示されます。また、ピラミッド型のItemとしてIK_1とIK_2が追加されます。
IK/FKについてはここを参照してください。
スライダの詳細についてはここを参照してください。
現在、複数キャラには未対応です。
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Copyright Noboru Fujiyama 2003/05/27
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