Automatonに特化したPoseのセーブロード

 ATPoseはAutomatonに特化したポーズのセーブ/ロードを行なうスクリプトです。

 ATSavePose.ls   Automaton上でIKによってつけられたポーズをLocalRotaionFile(.lrt)としてセーブします。

 ATLoadPose.ls   lrtファイルを読み込み、保存されたポーズを割付ます。

 ATCopyPose.ls   Automaton上でIKによってつけられたポーズをテンポラリにコピーします。

 ATPastePose.ls  Automaton上でIKによってつけられたポーズをテンポラリから貼り付けます。

 ATCutPose.ls   Automaton上でIKによってつけられたポーズをテンポラリにコピーし、カレントフレームのキーを削除します。

 ATSymmetryPastePose.ls Automaton上でIKによってつけられたポーズをテンポラリから左右反転して貼り付けます。

 ATClearPose    ContentDirectory/temp/localrotないのファイルを削除します。

 ATPastePoseAdv.ls Automaton上でIKによってつけられたポーズをテンポラリから複数のフレームに繰り返して貼り付けます。オプションにより交互にSymmetry化も出来ます。歩行モーション等繰り返しのモーションを作成する場合に大変便利です。

 SaveLocalRot.ls  選択された階層以下のLocalRotaionをLocalRotaionFile(.lrt)としてセーブします。

 LoadLocalRot.ls  LocalRotaionをLocalRotaionFile(.lrt)を読み込みます。

 

履歴

2005/07/17 2.0 ATClearPose追加

2004/09/17 2.0 Acs3bに対するサポートの終了
2004/05/10 1.25 ATLoadPose.lsの追加
            ATPose****   適応するItemの指定可能なパネルの追加
2003/12/20 1.2  ATPastePoseAdv.lsの追加
            ATSymmetryPastePose.lsの説明を追加。
2003/11/15 1.1 読み込み、書き込み処理の最適化。読み込み、書き込みディレクトリは以下の優先度で指定する。
             1)前回のディレクトリ   
             2)シーンディレクトリ
             3)ContentDirectory
2003/10/30 1.0公開 
2003/10/16 ポーズで指と首コントローラの情報を取得していないバグを修正。ATPasetPoseで指情報を適応するかどうかの選択を可能に修正。
         ATCutPoseでMasterのキーまで削除してしまう問題に対処。
2003/10/02 β版 登録

使用方法

ATSavePose.ls 

ATLoadPose.ls 

   ATLoadPoseを実行すると下図のパネルが表示されます。

 

    上記パネルのOKを押すと、ポーズデータ(lrtファイル)内のItem一覧が表示されます。「*」マークが付いているItemのデータをロードします。ポーズデータを適応しないItemの項目をクリックすると「*」をはずすことが出来ます。

  

   パネル下部には前パネルで選択したモードが表示されます。

 

ATCopyPose.ls

ATCutPose.ls

ATPastePose.ls

ATSymmetryPastePose.ls

ATPastePoseAdv.ls

「Cycle Gap」 繰り返しを行なう間隔を指定します。

「Repeats」 繰り返し数を指定します。

「WalkCycle」 一周期毎にSymmetryモードを実行して左右を反転ペーストします。このオプションを適応すると歩行モーションの様な左右のポーズが繰り返し現れるようなモーション付けが簡単に行なえます。

 

注意!)このプラグインを使う場合、予めATCopyPose.lsもしくはATCutPose.lsを実行しテンポラリにポーズを保存してください。

 

 

SaveLocalRot.ls 

SelectItemOnlyのチェックを実行すると選択したItemのLocalRotのみ保存します。背骨など特定の部位をたのフレームのコピーする時等に使用します。

 

 

 

 

 

LoadLocalRot.ls 

 

Load Local Rot file 読み込むlrtファイルを指定します。

Check Value 「Yes」を選択した場合、読み込まれるRotationデータと現在のデータが同じ場合はキーフレームを打ちません

Load IK Control ATSavePose.lsで保存されたデータのRootの位置情報を有効にします。

symmetry 「L_」と「R_」のデータを交換します。また、すべての回転をy軸で反転し対象状態を作成します。(現在、Load IKの位置情報は対象になりません、)

 

 

 

     ↓

上記ダイアログのOKを押すと以下の確認ダイアログが表示されます。

ここには適応するItemの名前の一覧が表示されます。また、ATSavePoseによって

保存されたポーズファイルの場合IK Modeのチェックボックスが表示されます。通常ATSavePose

によって保存されたデータは体全体に適応されますが、このチェックボックスをはずすとカレントItem

以下で名前が一致するもののみ適応するようになります。この機能を使えばあるポーズの上半身

のみとか右腕だけ他のポーズから適応する等が可能になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATClearPose.p

ContentDirectory/temp/localrotないのファイルを削除します。

 ポーズのテンポラリディレクトリにある中間ファイルを全てクリアします。ポーズはTypeが異なるとコピーペースト出来ません。また、このとき発生する中間ファイルによって、ポーズのコピーペーストがうまく出来ないことがあります。このような場合、ATClearPose.pを使って[ContentDirectory]/temp/localrot以下の中間ファイルを(*.txtファイルと_*ファイル)を削除することが出来ます。

特記事項

  1. ATIKtoFK.lsではテンポラリファイルとして「Content」以下の階層にデータディレクトリ/temp/localrot/を使用します。このディレクトリがないと動作しません。
  2. 必ずIKtoRotClient.lsをプラグインとして登録してください。このプラグインはATIKtoFK.ls上で使用します。
  3. 隠し機能でAT以外でもPoseの全機能をサポートしました。 /temp/localrot/localrot.optのリストを参照しポーズの保存を行ないます。このLZHにサンプルが入ってるので参考にしてください。ただし、この機能は未サポート扱いになります。

免責事項 その他

  本ソフトウェアおよび書類を使用したことまたは使用できなかったことから生じる、 直接損害、間接損害 につき一切の責任を負いかねますので 予め了承ください。 要望やバグがある場合は以下のアドレスまでメールしてください。

  Copyright Noboru Fujiyama 2003/05/27
  e-mail : noboyama@yk.rim.or.jp
  homepage : http://www.yk.rim.or.jp/~noboyama/

 

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