この機能はLW7.5Xでは動作しません。
2006/09/12 新規
LightWaveのモーションは
FK->プラグイン->IK->プラグイン(AfterIK)->Target
と言う順序で処理されます。この為、AfterIKプラグインで生成された結果に従ってIKを動かすといったRigを作ることが出来ません。
これを回避する為にはAfterIKプラグインの出力結果を焼きこむ必要があります。
FK->プラグイン->IK->プラグイン(AfterIK)->Target
↑ ↓
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AutomatonのIK/FKブレンドプラグインもAfterIKプラグインで構成されています。その結果、腕や足の骨に対してIK設定を行なうMuscleBoneや、ロボットのシリンダと言ったRigを構築出来ない問題点がありました。
AutoBake機能は上記の焼き込みを自動的に行なう機能です。
この機能を有効にするとIK/FKブレンドプラグイン(IKBlenderAMEx.p)で計算された結果はすぐにFKに焼き込まれます。焼きこまれた計算結果はIK処理や他のプラグイン(Expression)等から参照することが出来る様になります。
MuscleBoneが腕の骨に追随する様子。
その反面FKデータにはIK/FKブレンドプラグイン(IKBlenderAMEx.p)の出力結果を上書きされてしまうのでFKアニメーションは出来なくなります。ただしFKを利用したポージングは行なえるので、FKでポージング->IK化(ATFKtoIK.p)すれば良いでしょう。
また、AutoBakeは腕単位、足単位で設定可能です。IK/FKと併用する必要がある場合、この機能を利用してRigを組んでください。
IKBlendAutoBaker.lsはAutoBake機能の有効/無効を設定するプラグインです。必要な部分のみBakeすることでFKモーションとの併用でも最小限の影響に抑えることが可能です。
このプラグインは必ず0フレーム目で実行してください。特定のフレーム間だけBakeすることも可能ですが、非常に使い難いです。
またBake区間では指定された部位(腕/足)のFKキーは上書きされます。予めIKに焼き込み(ATFKtoIK.p)を行なってください。
LeftArm 左手のBakeを有効にします。
RightArm 右手のBakeを有効にします。
LeftLeg 左足のBakeを有効にします。
RightLeg 右足のBakeを有効にします。
ATMuscle.lsは単純な筋肉表現を行なうMotionスクリプトです。Automaton.lscは名前規約に従って、このプラグインを必要な骨に割り振ること(半自動Muscle化)が出来ます。詳細な名前の規約及び使用方法はキャラクタセットアップツール&Rigの自動MuscleIK設定機能を参照してください。
Target 先端部のNULLを指定します。骨終端部とTargetの長さを基準として伸縮(MuscleBone)化します。
VolumeConst この機能を有効にすると縮小した際に体積を一定に保つことできんにk・・・・・・・・作ってません!!! てへっ。
↑
どっかで数式を見た気がするんですが......1.0-(Bone長/現在の長さ) * ScaleX/Yだったかなぁ......。
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